2017/8/6

皇居勤労奉仕(7/30〜8/3)

節目の第10回に49人が参加

 7月30日から8月3日に、今年で10回目となる皇居勤労奉仕を行いました。平成18年に始まり、平成22年からは毎年実施となり、今年は総勢49人で奉仕団が結成されました。教職員5人、在学中2度目以上となる4人を含む生徒44人が、真夏の都心で心地よい汗を流しました。
 7月30日には、瑞浪からの貸切バスを利用したメンバーで多摩陵、武蔵野陵、昭和天皇記念館、明治神宮に参拝し、明治天皇・大正天皇・昭和天皇とそれぞれの皇后陛下のご遺徳を偲びました。この日は奇しくも明治天皇が崩御されて105年目の御命日に当たり、神宮では明治天皇祭がおこなわれていました。その後東京の宿舎で全員集合し、自己紹介や決意表明をして翌日からの奉仕に備えました。

武蔵陵・多摩陵を参拝
武蔵陵・多摩陵を参拝
昭和天皇記念館を見学
昭和天皇記念館を見学
明治神宮を参拝
明治神宮を参拝

 初日の7月31日は、大道庭園や両陛下がお育ての水田・桑園の見学に続き、賢所から参集殿にかけての草取りや落ち葉掃きをしました。奉仕後には靖国神社に赴き、奉職している本校卒業生にお世話を受け、昇殿参拝をすることができました。

靖国神社を参拝
靖国神社を参拝
昇殿参拝を終えて
昇殿参拝を終えて

 2日目は二重橋から入った広大な区域を徹底的に掃き掃除しました。宮殿南庭や中庭の見学後は、昼食をはさんで一般参賀などが行われる東庭から坂下門にかけての草抜きと落ち葉掃き。国賓をはじめ、両陛下のお客様方に喜んでいただけるよう、心を込めて作業しました。そしていよいよ天皇皇后両陛下からご会釈を賜ることができました。一同に労いのお言葉をいただきましたが、近々退位されることが国民の総意である国会で決定されたこともあるのか、両陛下がほっとされたような明るい御表情でいらっしゃったのが印象的でした。
 3日目は東御苑の大手門から本丸にかけての草抜きと落ち葉掃きで、奉仕中に一般の観光客の方がたくさん声をかけてくださいました。しかし、皇居を散策しているのがほとんど外国人であることに気付いた生徒は、驚くとともに「日本人は皇居や御皇室のことを知らなさすぎるのでは?」という懸念も抱いたようです。

 最終日の8月3日は赤坂御用地での奉仕で、近々宮家の方々の写真・ビデオ撮影が行われる周辺の道路や池の周辺の草抜きをしました。奉仕後に東宮御所内で皇太子殿下からご会釈を賜り、「充実した学校生活を送ってください」などのお言葉をかけていただきました。ご皇室の方々が一人ひとりの国民を親心で心配してくださっていることを、すぐ身近で感じることができました。午後4時過ぎに赤坂御用地門前で解散、それぞれの胸に大切な種を宿して帰路につきました。

百人番所周辺も心を込めて掃除しました
百人番所周辺も心を込めて掃除しました
皇居も自分の心もきれいになりました
皇居も自分の心もきれいになりました

 心配されていた日差しや高温、台風や雨もほとんど影響を受けることなく、驚くほど涼しい中での奉仕作業となりましたが、宮内庁の職員の方のご配慮や生徒自身の体調管理もあって充実した奉仕ができました。時間や規律をよく守って行動し、作業中もきびきびと動いてたくさんのことを学ぶことができた5日間となりました。
 生徒の感想から一部を紹介します。
「何といっていいかわからないけど、両陛下からは安心感のようなものが伝わってきた。」
「狸のえさがなくならないようご自分の使う道を変えられるなど、人間だけでなく動物や植物も大切にされていることが印象に残った。」
「ご会釈を賜った時の皇后陛下の心のこもった『ありがとう』の言葉が心に響いた。」

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